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2016-08-19

AI

Autopsy imaging (AI) で特定できる死因と特定が困難な死因

外傷性と非外傷性で分けて考える。

外傷性の場合は死因が特定できる可能性が高い。
死後 CT 所見と解剖所見の一致率は 85% 前後とのこと。

非外傷性の場合は死因が分かるものは致死的出血性病変+α に限られる。
死後 CT による死因確定率は 3 割前後とされる。
ただ、予期せぬ外因性をある程度の確からしさで否定できることは重要。

よくある特定困難な死因として

縊頚 (CT のみの情報では難しいという意味。病歴で特定していただく)
致死的な不整脈 (本当に無理)
虚血性心疾患 (本当に無理)
肺動脈血栓塞栓症 (死後変化と紛らわしいことがある、という意。区別できることもあります。)
薬物、毒物中毒 (本当に無理)

Autopsy imaging ガイドライン第2版 p49
読影室にあります。
(投稿者 小谷)

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