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2016-08-29

Fitz-Hugh-Curtis症候群

・性行為感染の後クラミジアによる骨盤内感染をきたし、その後肝周囲炎を合併したもので、若年女性に多い。

〈症状〉 右上腹部痛、心窩部痛(下腹部痛からの移動する痛みも特徴的)
〈鑑別〉 胆嚢炎、虫垂炎など
〈超音波検査〉 肝被膜の肥厚所見や癒着、肝周囲の限局性腹水→明らかな所見に乏しいことが多い
〈血液検査〉 CRPが陽性であるにもかかわらず、白血球上昇が少ない傾向

若年女性患者に対する性交歴や婦人科症状の問診を行うことが重要
(投稿者 大槻)

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