このブログを検索

2016-09-23

髄膜炎に対する髄液検査(グラム染色)

グラム染色は簡易で速やかに結果が得られる検査であり、髄膜炎を疑うすべての患者に推奨される。
感度50-90%、特異度60-90%、最小検出感度は10 colony forming units (cfu)/ml

また、菌ごとにグラム染色の検出感度は異なる。
Streptococcus pneumoniae 90%
Haemophilus influenzae 86%
髄膜炎菌 75%
リステリア菌 50%以下

抗菌薬使用前の検出感度75-90%
抗菌薬使用後の検出感度40-60%

細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014より
http://www.neuroinfection.jp/pdf/guideline101.pdf
(投稿者 湯浅)

0 件のコメント:

コメントを投稿