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2017-01-14

頻脈時の心音の記載方法

救急室で心拍数が100bpm以上の時は心音の詳細は判定は循環器専門医でも容易ではない
収縮期と拡張期の鑑別すら難しくなるから,「ギャロップの有無」の記載だけでも十分と考える

以下にギャロップ心音の自験例を提示する
馬が駆ける音であるが決して一様ではない点に注目
  • 症例1
  • 症例2
  • 症例3
  • 症例4
  • 症例5

おまけ
ギャロップを構成する過剰心音には4通りの組み合わせがある
⇒ Ⅲ音,Ⅳ音,Ⅲ音+Ⅳ音(四部調律),両者の重なり(重合奔馬調)
⇒ 詳細な解析は心音図と心機図を用いなければ難しい(それでも分からないことあり)
⇒ 興味がある方ば無料学習コンテンツ「心音図塾 松下記念病院」が参考になります

(投稿者 川崎)

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