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2017-02-01

アレルギ―性紫斑病

アレルギ―性紫斑病(=アナフィラクトイド紫斑病、Henoch-Schonlein紫斑病:HSP)

【原因】
 詳細な原因は不明。ウイルスや細菌感染症に続発することが多い。
【症状】
 ①皮膚:紫斑、血管浮腫
 ②関節痛
 ③腹部:腹痛、血便
 ※腹痛のみ呈することも多く、鑑別として考慮すること!
【検査】
 血小板正常凝固系正常
 ※これらの異常があれば他の血液疾患などを疑う
【治療】
 対症療法


-補足-
 小さな紫斑が下腿に集中してることも特徴(歩いたり刺激が多いところにできやすい)
 (※特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では口腔内など全身に紫斑が出現)
 第ⅩⅢ因子減少が病勢を示すこともある
 糸球体腎炎(血尿・蛋白尿)をきたす場合あり数週間は尿検査フォロー

(投稿者 結城)

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