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2017-03-25

GCS: Glasgow Coma Scale

グラスゴー・コーマ・スケールは1974年に英国のグラスゴー大学によって発表された意識障害の分類
世界中で広く使用されている評価分類スケールであるが,日本では JCS: Japan Coma Scale が主流

問題はなかなか覚えられないこと・・・頻回に使用する環境でなければ無理して記憶しなくていいかも
英語のリスニング練習もかねて(字幕も利用可) ⇒ USMLE Shortcuts-Glasgow Coma Scale
”正常はE4V5M6,eyesは4文字 verval=mouthは5文字 motorsは6文字”の説明は分かりやすい

開眼機能〈eye opening〉
 4点 自発的に開眼
 3点 強く呼びかけると開眼
 2点 痛み刺激にて開眼
 1点 痛み刺激でも開眼しない
言語機能〈verbal response〉
 5点 見当識あり
 4点 会話は可能だが意味は不明
 3点 発語はあるが会話は不成立
 2点 意味のない発声のみ
 1点 発語なし
  (※挿管などで発声が出来ない場合は「T」と表記しV1として扱う)
運動機能〈motor response〉
 6点 命令に従う
 5点 痛み刺激に対し手で払いのける
 4点 痛み刺激に対し四肢を引っ込める
 3点 除皮質硬直(屈曲運動)
 2点 除脳硬直(伸展運動)
 1点 運動なし
 (※運動麻痺の存在下で左右差がある場合は、成績の良い方を採用する)

(投稿者 川崎)

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