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2017-06-01

アルツハイマー病治療薬の適応と副作用

①コリンエステラーゼ阻害薬
 ・ドネペジル(アリセプト)
 ・ガランタミン(レミニール)
 ・リバスチグミン(イクセロンパッチ)←外用薬
 適応:アルツハイマー型認知症の認知症症状の進行抑制
     (軽度~中度。アリセプトのみ軽度~高度)
 重大な副作用:失神、徐脈、心筋梗塞、心不全、消化性潰瘍、錐体外路障害、悪性症候群、横紋筋融解症など
 
②NMDA受容体阻害薬
 ・メマンチン(メマリー)
 適応:アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制
     (中等度及び高度)
 重大な副作用:けいれん、硬直、意識低下・消失、精神症状(興奮、攻撃性)、妄想、幻覚、錯乱、せん妄など

※中等度以上では①と②の併用も可能
参考:添付文書、類似薬の使い分け(羊土社 編集/藤村昭夫)

(投稿者 王)

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