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2017-06-06

抗菌薬アレコレ No.1

・ニューキノロン系とアミノグリコシド系は血中濃度を上げる(1日1回投与)
βラクタム系はMIC(最小発育阻止濃度)の時間を長くする(分割投与)

・ペニシリン系はグラム陽性球菌に強くで好気と嫌気のいずれもOK
・セフェム系は世代でグラム陽性→グラム陰性,原則嫌気には無効
・アミノグリコシド系は通性嫌気性菌のグラム陰性桿菌専用と考える
・ニューキノロン系は腎毒性のないアミノグリコシド系と考えて処方
・リンコマイシン系(例,CLDM)は嫌気性菌に効くマクロライド系様

・セフェム系第二世代は概ね横隔膜上=CTM,横隔膜下=CMZ
・セフェム系第三世代のセフタジジムは緑膿菌のみで使用でOK

参考:矢野邦夫(著).ねころんで読める抗菌薬:やさしい抗菌薬入門書.メディカ出版

(投稿者 川崎)

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