このブログを検索

2017-07-09

めまいとアタP

壮年男性が回転性めまいを訴えERを受診 ⇒ 中枢性は否定的で良性発作性頭位めまい症BPPVの疑い
メトクロプラミド(プリンペラン)や炭酸水素ナトリウム(メイロン)静注/点滴を行ったが全く無効であった

ベットから起き上がることもできなかったため入院を考慮していたが,ヒドロキシジン塩酸塩(アタラックスP)50㎎の点滴後に症状が劇的に改善して独歩で帰宅することができた

アタPのDI上の効能・効果は「蕁麻疹,皮膚疾患に伴う掻痒,神経症における不安・緊張・抑うつ」
ただし抗ヒスタミン作用と制吐作用を有するため急性めまいに用いることある(日耳鼻 2016;119:1194-1200

(投稿者 川崎)

0 件のコメント:

コメントを投稿