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2017-09-15

気管吸引キット(喀痰容器)

喀痰が自己喀出できない症例では気管吸引キット(喀痰容器)を用いることが多い.


通常は容器部分(左図の赤丸)から喀痰のグラム染色を行うが,喀痰の肉眼的評価法(ミラー・ジョーンズ分類)に注意する必要がある.


容器内の喀痰に膿性部分が少ないようなら,気管吸引キットのチューブ部分を見てみる(例:左図の青四角).良質な膿性痰がチューブこびり付いていることが少なくない.

(投稿者 川崎)

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