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2017-09-12

SAA vs CRP

SAA=serum amyloid protein A (血清アミロイドA蛋白)は急性炎症蛋白の一つ
慢性炎症性疾患に合併する2次性アミロイドーシスの沈着蛋白AAの血清前駆体として命名

概してCRPより鋭敏な指標で,CRPの5~10倍の値をとる(正常値は<8.0μg/mL)
  • CRPより変動幅が大きく,病勢の低下後は速やかに回復
  • ウイルス感染や拒絶反応などCRPの反応しにくい病態でも上昇
  • ステロイド内服の影響はCRPよりSAAの方が小さい
  • 感染症以外にも,悪性腫瘍や自己免疫疾患,組織壊死などで上昇

参考資料 栄研化学株式会社 による 「血清アミロイドA蛋白(SM)」

(投稿者 川崎)

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