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2017-10-09

イーグル症候群 Eagle’s Syndrome

茎状突起が過長した解剖学的特徴に関連する病態で邦名は茎状突起過長症
※聞きなれない病名ですがこの半年に2度遭遇(ともに院内勉強会 松下金曜会

  • 原因 先天性,茎状舌骨靭帯の石灰化,茎状突起の延長(ただ根本原因は不明)
  • 症状 咽頭痛,嚥下時の痛みや不快感,扁桃に異物触知,頸部痛,耳鳴りなど
  • 診断 3cm以上の茎状突起(通常は2.5cm程度)+関連した自覚症状の出現
  • 治療 NSAIDs内服,ステロイドや局所麻酔薬の局注,外科的茎状突起切除術

分かりやすい症例報告 ⇒ Eagle症候群(茎状突起過長症)の画像診断(耳展 2014;57:160-162)

(投稿者 川崎)

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