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2017-11-02

腸間膜リンパ節炎 Mesenteric lymphadenitis

主として回盲部の腸間膜に多数のリンパ節腫大を認める病態
  • 症状 右下腹部痛,微熱 (下痢や悪心,嘔吐は稀)
  • 疫学 小児に多い(リンパ濾胞増生期12~20歳に一致するようです)
  • 原因 細菌やウイルス感染,結核菌,エルシニア菌(特に小児)
  • 検査 白血球増加,エコーやCTで回盲部のリンパ節腫大+壁肥厚
  • 鑑別 虫垂炎
  • 経過 1週間程で自然軽快(鎮痛目的にアセトアミノフェン)

治療に難渋しステロイドが著効した腸間膜リンパ節炎の症例報告 ⇒ 日消誌 2007;104:1371-6

※よく似た病名の腸管膜脂肪織炎は コチラ からどうぞ

(投稿者 川崎)

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