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2017-12-21

細菌性髄膜炎

意識障害で来院した症例に対して各種検体をグラム染色した


  • すべての検体で連鎖しているグラム陽性球菌とその貪食像を検出
  • 培養結果はB群連鎖球菌 (Group B Streptococcus: GBS)であった

尿路感染症から敗血症(urosepsis)になり髄膜炎に至ったと考えられた
尿検体と比較して髄液中の細菌は僅かだった(強拡大の数視野に1つ)
髄液が橙黄色(キサントクロミー,xanthochromia)である点にも注目

おまけ
  • 髄液=脳脊髄液=cerebrospinal fluid (CSF)=リコール
  • リコールはラテン語 liquor cerebrospinalis の略と思われる

(投稿者 川崎)

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