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2018-01-03

Guyton理論 ガイトン理論

静脈還流が平均充満圧と静脈圧の圧勾配で駆動されているとする考え
  • 平均充満圧とは循環を停止した時に得られる血管内圧で有効血液量と血管コンプライアンスで決まるが通常は7mmHg程度

理論解析で用いる単純な血管モデルで循環生理学史上の画期的成果の一つ
米国の生理学者Arthur C. Guytonによる(Am J Physiol. 1957;189:609-15

ガイトンは生理学的には心拍出量を決定しているのは心臓ではなくて静脈流であると主張した
しかし右心と左心が独立していないなど問題点も指摘されている(臨床では独立して出現する)

💫 興味がある方 ➜ 砂川賢二.Guyton の静脈還流は医学部で教えるべきである(循環制御.2016;37:168-177

(投稿者 川崎)

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