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2018-02-08

ビーフリード vs バチルス(セレウス菌)

  • ビーフリードは末梢から投与でき比較的高カロリー(210kcal/500ml)でビタミンB1やアミノ酸含
  • 臨床現場では汎用されているが血管外漏出による皮膚壊死の問題が指摘されている ➜ 過去の投稿

一方,ビーフリードに関連した末梢カテーテル留置によるセレウス菌の汚染も認識されるようになってきた
(従来から中心静脈カテーテルの不適切管理やリネン類の汚染に起因したセレウス感染症は指摘されている)



原因として,高い栄養価に加え大きな点滴バッグ(脱衣時などでルート開放の機会が増加)などが指摘されている

バチルス(セレウス菌)
  • セレウス菌(Bacillus cereus)はグラム陽性の大型桿菌で土壌や汚水など自然界に広く分布する
  • 通性嫌気性菌であり芽胞は100℃の加熱にも耐えるため汚染された食物摂食で食中毒を生じる🍙

(投稿者 川崎)

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