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2018-03-01

2017年度JAMEP 基本的臨床能⼒評価試験 (IV. 疾病各論)

  1. 免疫不全宿主では帯状疱疹が全身に広がることがある(=播種性帯状疱疹).播種性帯状疱疹は通常の帯状疱疹と異なり,水痘と同様に飛沫感染(空気感染)対策が必要である.
  2. コンタクトレンズの医学的禁忌には,ぶどう膜炎や前眼部の急性および亜急性炎症,眼感染症,ドライアイなどがある.緑内障や白内障,糖尿病性網膜症はコンタクトレンズの禁忌ではない.
  3. ブドウ球菌によるToxic Shock Syndrome (TSS)が疑われる場合は,初期治療としてVCM+CLDMを選択する(VCMはMRSAの可能性を考慮/CLDMはトキシン合成の抑制).起因菌の不明時はグラム陰性桿菌の可能性も考えCTRXなどもを併用
(投稿者 川崎)

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