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2018-11-04

アスピリン喘息 (NSAIDs過敏喘息)

英語名はaspirin-intolerant asthma (AIA)あるいはaspirin-exacerbated respiratory disease (AERD)
  • 機序はアスピリンに対するアレルギーではない(非アレルギー性の過敏症)
  • COX1阻害作用を持つNSAIDsに不耐であるが選択的COX2阻害薬は安全
  • 成人喘息の約5~10%で男女比は1:2/より重症化しやすい/小児は稀
  • 多くは好酸球性鼻茸を合併(好酸球性中耳炎や胃腸症,異型狭心症もあり)
  • 通常検査では診断難/問診が重要(NSAIDs歴,嗅覚低下,鼻茸手術など)
  • 静注用ステロイド急速静注は禁忌/NSAIDs誘発時にはエピネフリン奏効

コハク酸 リン酸 エステル ステロイド
👴 参考文献(一読をお勧め)➜  谷口正実.アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息).日内会誌 2013;102:1426-32

(投稿者 川崎)

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