グラム染色

• 尿路感染症が疑われる症例の尿グラム染色（強拡大　Ｘ1000倍）

1. 多数のグラム陽性球菌および好中球による貪食像 ➜ 尿路系の感染症と診断できる
2. 連鎖よりもクラスター（集簇）を形成しているが，ブドウ球菌ほど密な集まりではない
3. 培養結果はアエロコッカス・ウリナエ（A. urinae）⏪ 最近高齢者の尿路感染症で注目
4. 基本的にペニシリン系に感受性あり（ニューキノロン系やCTRXには耐性株が存在）

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（投稿者　川崎）