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2019-09-17

循環器アラカルト

先日開催された第67回日本心臓病学会学術集会の藤本卓司先生(耳原総合病院 救急総合診療科)の教育講演より

  • 収縮期血圧の半分より拡張期血圧が低値なら脈圧の開大と考える(例:血圧96/40mmHgなら脈圧開大)
  • 比較的徐脈の目安は体温39℃で心拍数110bpm未満(通常は体温が1℃上昇すれば脈拍は8〜10bpm増加)
  • 反跳脈(bounding pulse)は高CO2血症でも生じる(おそらく血管拡張による末梢抵抗低下のため)
  • 褐色細胞腫では"手足が鉛の様に冷たくてじっとりしている"ことが多い(復習 ➜ Nohria-Stevenson分類

👴 おまけ
  • 心電図の計測器はデバイダー(divider/分割機)よりもキャリパー(caliper/測径両脚器)と言いたい(これは別講演からです)

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(投稿者 川崎)

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