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2023-07-12

シャルコー・マリー・トゥース病 Charcot-Marie-Tooth disease: CMT

  • 概要 下腿と足の筋萎縮と感覚障害が特徴の緩徐進行性ニューロパチー
  • 命名 フランスの神経医 Charcot と Marie, 英国の神経医 Tooth らが初報
  • 疫学 0歳~20歳頃までに発症(有病率は1/2500人で世界に約260万人)
  • 原因 40種類の原因遺伝子が特定(同一の遺伝子でも異なる臨床型あり)
  • 症状 凹足、ハンマー趾、足関節の変形、筋萎縮、下肢の感覚障害など 
  • 治療 対症療法:理学療法、整形外科手術、薬物(アスコルビン酸?)他
  • 予後 生命にはあまり影響しないと考えらるが、重症例では人工呼吸管理 

参考)Peripheral Nerve 2011;22:125–31難病情報センター,他 


思春期から進行性の歩行跛行を認めた52歳男性(扁平足と内反足)


(投稿者 川崎)

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