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2023-08-23

脳出血のCT変化

  1. 発症直後-亜急性期(〜1週間)➜ 発症直後から高吸収(24〜48時間で最大)+発症数時間から周囲に浮腫が生じ低吸収(数日で最大)
  2. 吸収期(1週間〜2,3ヵ月)➜ 血腫の辺縁から高吸収領域の低吸収化+血腫吸収によるmass effect(脳組織の圧迫・変位)の消失
  3. 瘢痕期 ➜ 壊死組織が貪食排除され液化空洞を形成(空洞内部は脳脊髄液と同等の低吸収値で血腫の最大サイズより空洞は縮小する)


ー 左基底核出血の47歳男性の経時的CT変化(赤色は血腫周囲の浮腫)ー

💁 脳出血に関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

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