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2024-03-03

ベル麻痺 vs HSV-1

😐 ベル麻痺(日本語Wiki)の冒頭
  • ベル麻痺(ベルまひ)とは、顔面神経の麻痺によって障害側の顔面筋のコントロールができなくなった状態のことである。顔面神経麻痺の原因として脳腫瘍、脳卒中、ライム病などがあるが、原因が特定できない場合にベル麻痺と呼ばれる。(※ただし本体には1型単純ヘルペスウイルス感染に関するコメントあり)

😑 Bell's palsy(英語Wiki)
  • 一部の研究では、神経内液サンプリングによりベル麻痺と診断された症例の大部分で単純ヘルペスウイルス1 型 (HSV-1) が同定されている(Ann Intern Med 1996;124:27-30).しかし、他の研究では、ベル麻痺と診断された合計176例のうち、31例 (18%) で HSV-1、45例 (26%) で帯状疱疹が特定された(Auris Nasus Larynx 2001;28:S13-7).

😕 ベル麻痺 2019(日本神経治療学会ガイドライン)の「はじめに」
  • Bell 麻痺は,原因不明の急性発症片側性顔面神経支配筋麻痺を呈する症候群であり,急性顔面神経単ニューロパチーの最も一般的な原因である.但し,現在 Bell 麻痺の主な原因として単純ヘルペスウ イルスの関与が示唆されており,必ずしも原因不明とは言えないと考えられる.

😶 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のホームページ
  • 「ベル麻痺」は、単純ヘルペスウイルスが関与し、「ハント症候群」は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化により発症することがわかっています。疲れやストレスで免疫が落ちると、おとなしくしていたウイルスが暴れだし神経を障害します。顔面神経麻痺はウイルスが顔の神経を襲ってくる病気と言えます。

🔔 ベル麻痺に関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

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