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2024-11-08

ミニレクチャー:眼瞼の徴候

  • 少し前のカンファレンスで,眼瞼下垂が話題になったようです.そこで今回,当院の脳神経内科部長の滋賀先生が自作資料を用いて眼瞼の徴候についてミニレクチャーをされました(絵も自作 😮).とても充実した素晴らしい内容だったので許可を得て本ページにアップしておきます.


(投稿者 川崎)

1 件のコメント:

  1. 川﨑先生、アップしていただき、ありがとうございます。眼瞼に関わる筋、神経支配、その作用をまとめてみました。
    上眼瞼挙筋 - 動眼神経 : 眼瞼を挙上する
    眼瞼腱板筋(Muller筋)- 交感神経 : 眼裂を開大する
    眼輪筋 - 顔面神経 : 目を閉じる
    なので、
    動眼神経麻痺では、眼瞼が下垂し
    交感神経障害では、眼裂が狭小化し
    顔面神経麻痺では、目が閉じない(目が空いたまま)
    ことになります。

    ロジックは極めてシンプルですが、目の前の現象から、起きている病変部位を正確に類推・解釈するには、多少の経験が必要です。それを楽しいと思える人は、脳神経内科も向いているかもしれません。

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