- 概要 甲状腺ホルモンに対する標的臓器の反応性が減弱した病態
- 原因 主に甲状腺ホルモン受容体βの異常(常染色体顕性遺伝)
- 命名 米国の小児科医 Samuel Refetoff らが1967年に報告(論文)
- 疫学 日本では100名未満:大部分が家族性で散発例は10~15%
- 症状 甲状腺腫と軽度の頻脈以外の症状を示さない症例が多い
- 契機 FT4とFT3の上昇にもかかわらずTSHが上昇または正常内
- 診断 TRH負荷試験では正常反応でT3抑制試験ではTSHの抑制
- 治療 甲状腺ホルモンの高値で代償され治療不要な症例が多い
- 予後 頻脈のある患者は注意(心房細動で若年脳梗塞の報告有)
参考)難病情報センター,他
👉 甲状腺に関するの過去の投稿は コチラ
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿