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2016-11-30
NEJMカンファレンス
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Argyll Robertson 瞳孔 アーガイル=ロバートソン瞳孔とは、両眼に正常な対光反応(光の量によって瞳孔が拡大縮小する現象)がない状態の瞳孔異常のことである。主に神経梅毒疾患の時に起こる。 常に縮瞳傾向にあるが、寄り目になった際のみ正常な縮瞳状態が見られる。 h...
SIRS
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SIRS=systemic inflammatory response syndrome (全身性炎症反応症候群) サイトカインを中心とした免疫・炎症反応による非特異的な全身生体反応を把握するための臨床概念 以下の4項目のうち2項目以上を満たすとき診断 体温<36℃また...
第16回 松下バイリンガルカンファレンスより
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2番目の質問をもう一度お願いします ⇒ What was your second question again? (症状など)は起こりやすい/起こりにくい ⇒ ~ occurs in most cases/in rare cases. CTでは~でした/心電図では~でした ⇒...
2016-11-29
IM≠EBV
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伝染性単核球症(infectious mononucleosis, IM)とくれば ⇒ 発熱,咽頭痛,リンパ節腫脹(特に頸部),末梢血中の異型リンパ球,トランスアミナーゼの上昇など ついつい伝染性単核球=EBウイルス(Epstein‐Barr virus, EBV)と考え...
2016-11-28
虫垂炎とガム
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都市伝説 「ガムを飲むと詰まって盲腸になる」 ⇒ 両者の関連を示唆するエビデンスは見つけられませんでした 逆に虫垂炎術後のガムはイレウスの発生を減らすから推奨されるという研究がありました Chewing gum reduces postoperative ile...
特発性細菌性腹膜炎(SBP)
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spontaneous bacterial peritonitis SBPは感染源が不明の腹水のことで,肝硬変(特にアルコール性)による腹水貯溜に多い 原因菌はグラム陰性では大腸菌やクレブシエラ,グラム陽性では肺炎球菌が多い(通常は1種) 予後は不良で,死亡率はおおよそ3...
2016-11-27
Paget-Schroetter syndrome
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循環器学会地方会で聞き慣れない疾患が2演題,異なる施設から同時に報告されていました Paget-Schroetter syndrome 定義 : 基礎疾患を有さない症例に生じた上枝の深部静脈血栓症(DVT)のこと 原因 : 通常利き腕側でスポーツに伴うことが多い(バレ...
2016-11-26
マイコプラズマ
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マイコプラズマはグラム染色では判定できない しかし最近,PCRで迅速に判定できるようになった! 咽頭のぬぐい液をPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)を用いてそのDNAを増幅 約1時間でマイコプラズマに感染しているか否かの結果が分かる すごいのはマクロライドに感受性があ...
急性膵炎の抗菌薬
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議論のある領域ですが, NEJMの先週号 にレビューが掲載されました 抗菌薬に関して記述された段落は下記の一段落のみ ➽ 「明らかに感染を生じている症例を除いて,急性膵炎で抗菌薬の予防投与はメリットが示されていないため推奨されない」と述べられています (投稿者...
2016-11-25
DV時の医療費
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ドメスティック・バイオレンス=domestic violence (DV)=同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力 病院によってはDV時にも健康保険を使用できる(健康保険組合の許可が必要/1点=10円で計算した総額の1~3割) それ以外の場合は原則,自由診療に...
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