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2017-01-08

中華料理店症候群

中華料理店症候群とは,中華料理店で中華料理を食べた後に出現する一連の症候群
チャイニーズ・レストラン・シンドロームあるいはグルタミン酸ナトリウム症候群とも呼ばれる
  • 原因 グルタミン酸ナトリウムの過剰摂取
  • 症状 頭痛,ほてり,発汗,嘔気,倦怠感など
  • 治療 基本的には不要/自然に軽快する

1960年代に中華料理を食べたアメリカ人の一部に上記の症状が生じて注目されるようになった.一流紙にレターが掲載されていることから当時はかなり注目されていたと考えられる.
  • Chinese-restaurant syndrome. N Engl J Med. 1968;278:796
  • Monosodium glutamate and the Chinese restaurant syndrome. Nature. 1970;227:611-2

グルタミン酸ナトリウムが頭痛の原因になり得ることは事実であるが,中華料理店症候群の原因であるという客観的なエビデンスはない様である(否定的な見解はWikiにまとめられています).

おまけ 「味の素」の成分はグルタミン酸ナトリウム97.5%

(投稿者 川崎)

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