このブログを検索

2017-11-20

フィジカルイグザミネーション忘備録2

頸静脈
  1. a波 心房収縮による(三尖弁血流のA波を反映)
  2. x下行 心房弛緩+右室収縮による三尖弁輪下行
  3. c波 右室収縮開始時の三尖弁の膨隆
  4. v波 右室収縮終了後の静脈還流開始による右房圧上昇
  5. y下行 三尖弁開放による右房圧低下(E波を反映)

判定
  • x谷>y谷 正常パターン(dominant x)
  • x谷<y谷 心房細動,静脈圧上昇(dominant y)
  • 長く持続するv波 重症の三尖弁逆流(prominent CV wave)
  • 急峻なy谷 収縮性心内膜炎(deep y:視診のFriedreich's sign=フリードライヒ徴候)
頚静脈
※頸静脈から静脈圧の推定方法 ➜ 第五のバイタル
※1957年作成された頸静脈に関する短編映画 ➜ "The Jugular Venous Pulse"

(投稿者 川崎)

0 件のコメント:

コメントを投稿