このブログを検索

2018-05-31

末梢サインの頻度

各種末梢サインは感染性心内膜炎のDuke臨床的診断基準で小基準に含まれます
心エコ-図で疣贅を認めなくても発熱(38℃以上)+血培+末梢サインで診断可能

名称 特徴 頻度*
点状出血斑
無痛性(血管塞栓)
30%
オスラー結節 Osler's node
有痛性 (免疫反応)
3~10%
爪下(そうか)出血斑 Splinter hemorrhage
無痛性(血管塞栓)
10%
ジェインウェイ病変 Janeway lesion
無痛性(血管塞栓)
5~10%
網膜出血斑(ロート斑) Roth's spot
免疫学的現象
2~10%
*感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)より (2018年5月閲覧)

(投稿者 川崎)

0 件のコメント:

コメントを投稿