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2018-08-27

肥満心筋症 Obesity cardiomyopathy

  • 高度肥満に伴ない心筋細胞に脂肪が蓄積して心機能障害を呈した病態
  • 初報は米国の内科医J Alexander(Prog Cardiovasc Dis 1985;27:325-34
  • Nature Reviews Cardiologyでも取り上げられている(2007;4:480–90

機序として過剰脂肪の心筋毒性,インスリン抵抗性,RAA系や交感神経系などの神経液性因子の亢進などによる左室リモデリングが推定されている.そこに循環血液量の増加,心拍出量の増加,高血圧,肺高血圧,心機能の低下などが加わり心不全を発症すると思われる.

🚫 目安は135kg超の高度肥満が少なくとも10年以上続いた時

参考にした典型的な症例報告 ➜ 心臓 2014;46:1360-6

(投稿者 川﨑)

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