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2019-11-12

胆石疝痛発作の鎮痛薬

公益社団法人 福岡県薬剤師会質疑応答より(2015年1月)

- Q -
  • 胆嚢結石症の疝痛発作に使用する鎮痛薬は?(薬局)

- A -
  • 胆嚢結石症による疝痛発作は、胆嚢頸部や胆嚢管へ胆石が嵌頓することにより生じ、心窩部痛、右季肋部痛が多く、しばしば右背中・右肩に放散する。肥満、過労や高脂肪食等が誘因となる。
  • (軽度の疝痛発作)ブチルスコポラミン(ブスコパン等)の内服や注射。フロプロピオン(コスパノン)はOdii括約筋の弛緩による胆嚢・胆管内圧低下を介して疼痛を軽減する。
  • (激しい疼痛)ジクロフェナクナトリウム坐薬(ボルタレン等)、ペンタゾシン注射(ペンタジン、ソセゴン等)。ペンタゾシン注射の大量投与は、Odii括約筋を収縮するので硫酸アトロピン注を併用する。

👶 おまけ



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(投稿者 川崎) 

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