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2022-02-10

ビンダケル(タファミジスメグルミン)

【効能効果】

トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの末梢神経障害の進行抑制

トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)

 【用法用量】

〈トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー〉

 通常、成人には120mg11回経口投与する。

〈トランスサイレチン型心アミロイドーシス〉

 通常、成人には180mg11回経口投与する。忍容性がない場合は減量できる。

 【作用機序】

タファミジスはTTRの天然構造である4量体の2つのサイロキシン結合部位のうち少なくとも1つに結合することで4量体を安定化させ、その解離及び変性を抑制し、新たなTTRアミロイド形成を抑制する。

 【薬価】

38,866.00/カプセル

 【留意事項】

日本循環器学会では、トランスサイレチン型心アミロイドーシス症例に対してビンダケルが適性に投与されるため、厚生労働省が定める患者要件に加え、施設要件、医師要件を定めることとし、これらのすべての要件が満たされることをビンダケル投与導入の条件としている。トランスサイレチン型心アミロイドーシス症例に対するビンダケル適性投与のための施設要件、医師要件に関するステーテメント

【参考】

添付文書インタビューフォーム

(投稿者 小森)

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