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2024-11-26
🏆 論文
総合診療科の専攻医 國延先生が循環器内科で経験した症例が出版されました
左鎖骨下静脈経由のペースメーカ植込み術後に
両側の気胸
が判明した症例です
心房スクリューリードが原因?(ただし心エコーやCTで心嚢液や穿孔像なし)
左側のみ胸腔チューブを留置し1週間後に抜去.その後に無事退院されました
(
Cureus 2024;16:e68573
)
😀
追加コメント
ペースメーカ植え込みに伴う気胸の発生率は1%程度と報告されています(
引用
).対側気胸の機序としてリード穿孔がありますが発生頻度は0.0001%未満(
引用
).
他に胸膜内交通(バッファロー胸:先天性あるいは手術や外傷後),縦隔気腫や皮下気腫などが提唱されていますが,今回の症例ではどちらもありませんでした.
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(投稿者 川崎)
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