橈骨動脈から心臓カテーテルを行う前や動脈モニターのカニュレーションを施行する前に確認する
命名は米国の医師Edgar Van Nuys Allen (1900-1961) に由来 (Amer J Med Sci. 1929;178:237)
(Public domain)
実際の方法の1例
- 片方の上肢の橈骨動脈と尺骨動脈を手首あたりで同時に圧迫する
- 手の開閉を10回程度繰り返した後に開く(手掌の蒼白化を確認)
- 尺骨動脈の圧迫を解除し10秒以内に赤みが戻れば陽性(=正常)
トリビア
- アレン原法では両側上肢を同時に確認.現在の片方毎の評価は修正アレンテストModified Allen's test
- アレンテストは陽性=正常だが,医学では陽性=異常が多い(負荷心電図やティルトテストなど)
(投稿者 川崎)
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