- PIK3CA遺伝子変異により四肢や体幹に奇形や過成長を伴う疾患で,PIK3CA-Related Overgrowth Spectrumの一つ
- Congenital Lipomatous Overgrowth,Vascular malformations,Epidermal nevi,Scoliosis/Skeletal/Spinal anomalies の頭文字
- 米国のJulie C SappらがCLOVE syndromeとして報告(Am J Med Genet A . 2007 Dec 15;143A(24):2944-58)し,後にSの追加(※)
- 鑑別すべき疾患はProteus 症候群,Parkes Weber 症候群, Klippel-Trenaunay 症候群(KTS)など(確定は遺伝子検査)
- これまでの報告は200例未満で,推定発症率は100万分のと非常に少な く,男女差や人種差はないと考えられている
- PI3K/AKT/mTOR経路の下流mTORを阻害する分子標的薬であるシロリムスが難治性脈管奇形に対して有効という報告あり
- CLOVES症候群の特徴的な身体的所見 -
図1. 両側の躯幹に及ぶ大きな脂肪性腫瘤。左右に分布し、その一部は毛細血管奇形(ポートワイン母斑)に覆われている(A)。両手は左右非対称に幅広く過成長しており、指間腔が拡大している(B)。また、主に左第3・第4指を侵す巨指症を認める(C)。パネルDの写真は、特徴的な幅広の足と「サンダルギャップ(sandal-gap)」変形を示している。(AI訳)
(投稿者 川崎)





