- 心臓聴診の基本は5点とされています(聴診の順番は心基部からでも心尖部からでもOK)。しかし5点をしっかり聴診していると時間がかかります。そこで2点に絞ったシンプル聴診法
- 心音図と心エコー図を同時期に行った1000余のレポート比較を行い、弁膜症の診断では、心尖部+2LSBまたは心尖部+3LSBは、5点聴診法と比較して非劣性であることを示しました。
Highlights
- Two-site auscultation was noninferior to five-site auscultation for detecting VHD.
- Performance was preserved at the apex and the second or third left sternal border.
- Differences in sensitivity and specificity were within the −3% noninferiority margin.
- Apex-containing site pairs consistently achieved the highest sensitivity.
- Prospective validation with conventional stethoscopes in primary care is needed.
👉 追加コメント
- 筆頭著者の林先生が当院の初期研修医時代にまとめられた研究です(その後、循環器内科を専攻😊)
- 2LSBと3LSBはⅡ音肺動脈成分の亢進の判定に必須、心尖部はⅢ音やⅣ音の聴診に必須のため好都合
- 5点中、2点の全ての組み合わせも調べましたが、心尖部+2LSBまたは心尖部+3LSBの診断能がベスト
- 弁膜症以外の雑音を生じる病態(大動脈弁硬化やHOCM、人工弁、CHDなど)を含めても結果は不変
💁 論文の過去投稿は コチラ(ウェブ版なら画面右の分類からも選択可)
(投稿者 川崎)










