このブログを検索

2026-03-15

Hostile neck(邦訳:敵対的ネック?)

  • 腹部大動脈瘤に対する血管内治療であるステントグラフト内挿術(Endovascular Aortic Repair:EVAR)を施行する際の用語で,別名はchallenging neck
  • 定義は中枢側ネック径が28 mm以上,ネック長15 mm以下,中枢側ネック角度60度以上,石灰化または全周の50%以上の壁在血栓,リバーステーパー他
  • EVARによる治療が難しく遠隔期の成績も不良.例えば近位頚部のhostile neck例では、type Iaエンドリークが多く,再介入が困難で破裂の発生リスクも上昇


- Hostile neck(短く強く屈曲)のEVAR例 -


A: シェーマ。左腎動脈下端から動脈瘤までの長さが5 mmと短く、ネック角度90°の短く強く屈曲したネック症例。 B: 術中血管造影。 C: 腎動脈上ステント(suprarenal stent)をリリースする前に、メインボディと腎動脈上ステントを交互にゆっくり展開し、エンドグラフト近位端を拡張した。 D: 3本目のステントを展開後に腎動脈上ステントをリリースし、プッシュアップテクニックを用いることで、エンドグラフトは動脈瘤移行部の形状に沿って良好な適合性でフィットした。 E: エンドグラフト留置後、左腎動脈内にベアステントを留置した。 F: 最終血管造影では、左腎動脈の開存が保たれ、エンドリークは認めなかった。(AI訳)


(投稿者 川崎)

0 件のコメント: