- たこつぼ症候群(takotsubo syndrome )は先行するストレスと関連が多い
- 通常はネガティブな誘因でbroken heart syndrome(失恋症候群)とも呼ぶ
- 一方、快い感情が引き金のhappy heart syndrome(幸福感症候群)も存在
- 蛸壺心筋症レジストリ2,482人中910人(36.7%)で感情的なトリガーを確定
- その内、ネガティブな誘因が95.9%で、喜びは4.1%(全タコツボ症例の1.5%)
- ハッピーハート例は通常より男性に多く、心尖部以外のバルーニングが多い
- 短期と長期の転帰は、通常のたこつぼ症候群とハッピーハート症候群で類似
- ハッピーハート症候群の具体的な快感誘因 -
- 誕生日パーティーまたは家族のお祝い(7例)
- ロマンチックな瞬間またはデート(4例)
- 結婚式(3例)
- 良い知らせを受けた人(2例)
- 公の場での芸術的パフォーマンス(喜び)(2例)
- 感動的な家族の再会(2例)
- リラックスできるスパ訪問中または訪問後(2例)
- お気に入りのサッカーチームが試合に勝利(1例)
- 友人の誕生日パーティーでの感動的なスピーチ(1例)
- パリでの休暇(楽しい期待)(1例)
- 大晦日に初めて孫の世話(喜び)(1例)
- 家族がリンパ腫から回復(1例)
- 休暇中(ボートに乗って花火を見るなど)(1例)
- 孫の洗礼(1例)
- 音楽コンサート中に心地よい感情的な記憶が呼び起こされる(1例)
- 大きな賞を獲得した後(1例)
- 息子がテレビで(パラリンピック開会式を)観戦中(1例)
- クリスマスディナーの準備中(楽しい期待感)(1例)
- 家族問題の解決 ガーデニング中(楽しい)(1例)
- 孫が生まれた後(1例)
🐙 おまけ
- 今回、我々が経験した症例は、大好きなゴルフの練習中に生じたたこつぼ心筋障害でした。特にミスショットをしてストレスがかかったわけではありません(ナイスショットで嬉しかったかどうかは不明ですが…)。おまけに同疾患で多い高齢女性ではなくて、高齢男性で、典型的な心尖部バルーニングと少し異なった左室形態もハッピーハート症候群に合致でしょうか?
(投稿者 川崎)























