- 分布 地中海地域,西アジア,アフリカ,ラテンアメリカなど
- 宿主 Brucella melitensis(ヒツジとヤギ),B. suis(ブタ),他
- 経路 感染動物の乳の摂取,感染動物自体やその死体との接触
- 潜伏 感染から発症まで通常1~3週間(稀に数ヵ月)
- 症状 発熱(特に午後),全身の疼痛,倦怠感,衰弱,泌尿生殖器の症状など
- 診断 血培で病原体検出(長期培養が必要),血清反応(早期はIgM,活動型はIgA+G)
- 治療 テトラサイクリン系薬にリファンピシンやキノロン系薬などの併用する
- 届出 全数報告対象(4類感染症)であり診断医は直ちに最寄りの保健所に報告
参考)国立感染症研究所 ブルセラ症とは
👿 典型例 ➜ 感染症学雑誌 2016;90:138-41
※ブルセラは比較的徐脈で有名であるが日本の臨床現場では稀 🌌 発熱 0.55ルールも再確認
(投稿者 川崎)
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