国立感染症研究所感染症情報センター (原文そのまま/2019.6閲覧)
- 治療にはペニシリン系薬剤が第1選択薬であるが、アレルギーがある場合にはエリスロマイシンが適応となり、また第1世代のセフェムも使用可能である。いずれの薬剤も少なくとも10日間は確実に投与することが必要である。除菌が思わしくない例では、クリンダマイシン、アモキシシリン/クラブラン酸、あるいは第2世代以降のセフェム剤も使用される。
亀田感染症ガイドラン 咽頭炎version 2 (原文そのまま/2019.6閲覧)
- 治療の目的は、症状の緩和(1-2日間罹病期が短縮)、扁桃周囲膿瘍のような扁桃周囲膿瘍のような化膿性合併症の予防(NNT 27)、周囲への飛沫感染予防(投与後24時間で感染性が減少)、リウマチ熱の予防(NNT 3000~4000)である1)。
参考文献 1) Ann Intern Med 2001;134(6):509-17
※NNT=number needed to treat ➜ あるエンドポイントに到達する症例を1人減らすために必要な治療患者数
※NNT=number needed to treat ➜ あるエンドポイントに到達する症例を1人減らすために必要な治療患者数
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(投稿者 川崎)
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