👽 人工弁の歴史
- 1960年~1978年にはStar-Edward弁に代表されるボール弁(左上の図3)を使用したが耐久性と抗血栓性に難あり
- 1969年~Bjork-Shiley弁やMedtronic-Hall弁に代表される傾斜ディスク弁(右上の図4)が登場.問題点は二葉弁と比較して血行動態が劣り,血栓やパンヌス増生時などに血行動態が破綻
- 1977年~St.Jude Medical弁(SJM弁)に代表される二葉弁(左下の図7)の使用が始まった.以後,CarboMedics弁(CM弁:優れた抗血栓性),Sorin Bicarbon弁(血行動態をさらに改善),On-X弁(優れた抗血栓性+最大90度の開放角による自然な層流)などが開発
- 生体弁(右下の図8)は1950年代の同種大動脈弁から始まったが,当初は耐久性に問題があった.1981年に販売が開始されたCarpentier-Edwards PERIMOUNT弁(CEP弁)頃から臨床成績が安定
(投稿者 川崎)
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