- 方向交代性頭位眼振の定義 = 右下頭位と左下頭位で方向の逆転する眼振
- 頭位右下で右向き眼振+頭位左下で左向き眼振 ➜ 方向交代性下向性眼振
- 頭位右下で左向き眼振+頭位左下で右向き眼振 ➜ 方向交代性上向性眼振
- 眼振は1Hz程度(1回/秒)であるが見た目で上向と下向の鑑別は難しい
- 通常はFrenzel眼鏡あるいは赤外線CCDカメラを頭部に装着して評価する
- 方向交代性眼振のみから病変の部位(末梢性 vs 中枢性)は鑑別できない
- 以前から方向交代性眼振は中枢(特に小脳病変)に多いと考えられてきた
- 現在では末梢性,特に良性発作性頭位めまい症が多いと考えられている
- ただし注視性の方向交代性眼振の場合は中枢性めまいを疑う必要がある
💁 めまいに関する過去の投稿は コチラ(PC版なら右欄からも選択可能です)
(投稿者 川崎)
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