- 痛風はおよそ男性120万人と漸増,女性は5万人で一定(厚労省)
- 高尿酸血症に対する治療薬は生成抑制薬と排泄促進薬に大別可
- 一次痛風は54%が排泄低下型,10%が産生過剰型,30%が混合型
- 2011年に42年ぶりの新しい生成抑制薬(フェブキソスタット)
- 近年,41年ぶりに新たな排泄促進薬(ドチヌラド)が販売開始
- 尿酸の排出は2/3が腎臓経由で尿へ,残る1/3が腸管経由で便へ
- ドチヌラド(ユリス®)は腎臓の再吸収過程を選択的にブロック
- その高選択性のため尿酸結石の発症はほぼ考慮する必要がない
- ガイドラインの推奨値6 mg/dlの達成率は痛風症例でも半数未満
- 血清尿酸値の上昇は全死亡,心不全入院と有意に関連する(※)
- 利尿薬の尿酸上昇はeGFR低下+NPT4を介す排泄の競合的阻害
- 心不全患者の血清尿酸目標値は7.0 mg/dL以下(ただし推奨Ⅱb)
💁 尿酸に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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