- 概要 大腸粘膜が褐色から黒色調を呈す状態(同病態は食道や十二指腸もあり)
- 機序 粘膜固有層内に色素顆粒(リポフスチン)を含むマクロファージが集積
- 原因 センナ,大黄,アロエなどアントラキノン系大腸刺激性下剤の長期内服
- 頻度 中国で大腸ファイバーを行った342,922例中1.78%(PeerJ 2018:6:e4483)
- 症状 重篤な症状を呈することは稀(下剤による筋層間神経叢のダメージは有)
- 経過 メラノーシスの変化は可逆性であるため当該薬の服用の中止で改善する
- 報告 発見は1829年のCruveilhierらで,その後に剖検で確認したVirchowが命名
💁 大腸に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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