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2024-07-10

痙攣性発声障害 Spasmodic Dysphonia

先日,心疾患で長らく通院していただきている方が痙攣性発声障害と診断されました.初めて耳にする病名だったため調べてみました

  • 定義 発声器官に器質的異常や運動麻痺を認めない機能性発声障害
  • 機序 発声時に内喉頭筋の不随意的,断続的な痙攣による発声障害
  • 症状 声の途切れやつまり感,翻転,努力性発声,気息性嗄声など
  • 分類 内転型(93.2%),外転型(5.7%),併存する混合型(1.0%)
  • 疫学 頻度は1/10万人,平均39歳(12~91歳),男女比は約 1:4
  • 時間 発症から診断まで中央値は3年(1月~46年ときわめて幅あり)
  • 治療 ボツリヌス毒素の内喉頭筋内注入,音声治療,手術・薬など


(投稿者 川崎)

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