- 息苦しさで来院した高齢男性 -
💘 急性声門下喉頭炎(Acute Subglottic Laryngitis)
- 会話は十分可能で流涎(りゅうぜん)はなかった
- 犬吠様(けんばいよう)咳嗽も認められなかった
- ただし呼気時に加えて吸気性喘鳴(stridor)あり
- CTで声門周囲に浮腫(右上:喉頭蓋の浮腫なし)
- 緊急の喉頭ファイバーで声門下の浮腫を確認した
😐 同疾患のレビューの要約(Adv Respir Med 2019;87:308-16)
- 小児の約3%において、幼少期に発症する気道ウイルス感染症により、声門下領域の喉頭腔が狭窄し、嗄声、嗄声様咳嗽、喘鳴、呼吸困難などの症状が現れます。これらの感染症は最終的に呼吸不全を引き起こす可能性があります。この疾患はしばしば急性声門下喉頭炎(ASL)と呼ばれます。偽クループ、クループ症候群、急性閉塞性喉頭炎、痙攣性クループなどの用語は、この疾患を指す際に互換的に使用されます。鑑別診断には、喉頭蓋炎、ジフテリア、線維性喉頭炎、細菌性気管支炎といった他のまれな疾患も含める必要がありますが、ASLの診断は常に臨床基準に基づいて行う必要があります。(自動翻訳)
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(投稿者 川崎)
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