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2016-08-06

ショックについて

○バイタルサイン
 生命徴候
 血圧、脈拍数、呼吸数、体温
 意識状態、尿量

○それぞれが示すもの
 血圧:血液が進む圧力 末梢のどこまで届くのか
 血管壁への圧力
 脈拍数:末梢へ送るvolumeの量
 呼吸:O2、CO2
 体温:生物活性
 意識:覚醒、認知
 尿量:活動代謝物の酸を捨てる(pHを保つ)。volumeを保つ。

○ショックの分類
 (1)血液分布異常性ショック(distributive shock)
  ①感染性
  ②アナフィラキシー
  ③神経原性

 (2)循環血液減少性ショック(hypovolemic shock)
  ①出血性
   ※出血性ショックの重症度決定
    1.皮膚冷感・蒼白などのショック症状
    2.脈拍数
    3.脈圧
    4.血圧
    5.ヘモグロビン
  ②体液喪失

 (3)心原性ショック
  ①心筋性
  ②機械性
  ③不整脈

 (4)閉塞性ショック(obstructive shock)
  ①心タンポナーデ
  ②肺塞栓症
  ③緊張性気胸


○shock index
 shock indexとは、脈拍数/収縮期血圧のことであり、出血量を概算することができるとして使用される。
 S.I.=0.5〜1.0  軽症   出血量約1000mlまで
 S.I.=1.5前後  中等度   出血量約1500ml
 S.I.=2.0以上  重症   出血量約2000ml以上

(投稿者 岩崎)

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