http://medicalimagecafe.com/tool/lung/01.html
上葉、中葉、下葉の区分は葉間胸膜が明確な境界として認識できます。
それ以上の S○ とか左上葉上区/舌区の区分に関しては、区域の中心に気管支血管束があるのみですので、明確な境界面はありません。
よって実は S○ という表記は特に末梢に病変が存在する場合は
「適当」
です。
なので、どちらに収めるかどちらか難しい場合、迷う場合は、私はレポートでの言及を控えています。
これは肝臓の区域でもほぼ同様で、区域の中心には肝動脈、門脈が見えます。(本来、物体を明確に分ける場合は「面」が必要になりますが)その境界は肝静脈という線しかありませんので、こちらも厳密な区分は無理があり、「適当」です。
(投稿者 小谷)
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