a.筋力低下:下枝を初発とすることが多く、四肢近位、頸部屈筋の対称性筋力低下を来す。Gowers徴候(登攀性起立が見られることもある)。重症度は徒手筋力テスト(MMT)により診断。
*MMT
5(normal)-強い抵抗を加えても運動可能
4(good)-重力および中等度の抵抗を加えても関節運動が可能
3(fair)-重力に逆らって関節運動が可能であるが、それ以上の抵抗を加えればその運動は不能
2(poor)-重力の影響を除去すれば、その筋の収縮によって関節運動が可能
1(trace)-筋収縮はみられるが。それによる関節運動は見られない
0(zero)-筋収縮がまったく見られない
b.筋の自発痛、把握痛
2.皮膚症状(a~dはDMに特徴的)
a.ヘリオトロープ疹:両上眼瞼部の紫紅色調の浮腫性病変
b.Gottron徴候:手指の関節伸背面の落屑性紅斑
c.ショール徴候
d.Vネックサイン
e.四肢伸側の紅斑
f.爪床部紅斑、毛細血管拡張、小梗塞
3.多発性関節炎
4.肺症状(間質性肺炎)
5.心症状:不整脈、心筋炎、心膜炎
参照:YearNote 2016
(投稿者 湯浅)
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