よって尿中に亜硝酸塩が存在しているときは尿路感染症が示唆される
【尿中白血球と亜硝酸塩の尿路感染症に対する診断能を518検体で検討】
両者が陽性 ⇒ 尿中細菌培養の陽性的中率49.8%,陰性的中率95.6%
(つまり両者が陰性なら高い確率で尿路系の感染症を否定できる)
尿中亜硝酸塩の感度が必ずしも高くない理由
- 一部の細菌は硝酸塩を亜硝酸塩に還元しない(腸球菌や緑膿菌など)
- 亜硝酸塩に還元するには時間を要する(膀胱内で約4時間)
- ビタミンCの過剰摂取(ビタミンCは強い還元作用を有している)
- 食事から硝酸塩の摂取不足(野菜不足や極端なダイエットなど)
(投稿者 川崎)
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