このブログを検索

2017-01-07

ランバート・イートン症候群

筋力の低下を引き起こす自己免疫疾患
別名ランバート・イートン筋無力症候群(Lambert-Eaton myasthenic syndrome: LEMS)

  • 原因 重症筋無力症のアセチルコリン受容体抗体ではなくアセチルコリン放出を妨げる抗体
  • 特徴 悪性疾患(肺小細胞癌など)の傍腫瘍性症候群として発症することが多い
  • 症状 眼症状(眼瞼下垂や複視),自律神経症状(口渇や便秘),筋力低下,小脳失調など
  • 鑑別 ボツリヌス中毒症(急性発症)や重症筋無力症(慢性的な経過)
  • 治療 癌治療,アセチルコリン放出薬(グアニジン),ステロイド,血漿交換,大量グロブリン
(投稿者 川崎)

0 件のコメント: